オーストラリアでの出産を経験したあと、家に帰ってきて新生活がスタート。
赤ちゃんとの生活に慣れるのに大変な時期ですが、産後期限内にすべき手続きがいくつかあります。
ほとんどがオンラインでできるので、まずはオンラインでできるものから少しずつ手続きを終わらせていきましょう。

実際に私が産後に手続きした優先リストをつくったので、ぜひご覧ください!
同じママさんたちの参考になればと思います
子供が生まれた後にすべき最優先リストはこれ!

子供がオーストラリアで生まれた後にすべき手続きは以下の通りになります。
- オーストラリアの出生届の申請
- 日本の出生届の申請
- メディケアの追加
- Centerlinkへ補助金の手続き
- Citizenship(市民登録)の申請
とりあえずこの5つを申請しておけば安心です。

それではそれぞれについて説明していきますね
オーストラリアの出生届の申請
出生届は生まれてから8週間(60日)以内に申請する必要があります。
出生届の申請は無料で、オンラインで簡単に申請できるので出産後落ち着いたらすぐに申請しましょう。
申請内容は主に生まれた子供の名前や誕生日、どこで生まれたか、母親・父親の詳細から兄弟がいればその詳細を入力してください。

パートナーといつ結婚、もしくはパートナーシップを結んだかなどの日付の記載も必要になってくるので、もろもろ事前に把握しておきましょう
またBirth Certificate(出生証明書)の申請も同時にできるため、のちのためにも申請しておきましょう。
Birth Certificateは以下の場合で必要になることがあります。
- Centerlinkの申請
- チャイルドケア、キンディー、学校にいれるとき(他で代用可)
- オーストラリアのパスポート申請時
- 日本の出生届申請時
- 運転免許証をとるとき(他で代用可)
- Bank accountを発行する時(他で代用可)
Birth Certificateをする場合は別途お金が必要なので、申請時にカードなどで支払いましょう。
Commemorative certificate plus 1 official birth certificate | $70.70 |
1 official birth certificate only | $54.40 |
extra official birth certificate | $54.40 |
おすすめは1番上の記念証明書とオフィシャル出生証明書。
記念証明書はデザインがえらべて、その年の干支などもあるため記念にとっておくのにおすすめです。


干支以外にもBlueyなどキャラクターものもありますよ♪
出生証明書は出生届受理後に速やかに配送されるので、だいたい2週間~1ヵ月見ておけば手元にくるでしょう。
日本の出生届の申請

日本の出生届は、在オーストラリア日本大使館もしくは各地域にある総領事館で申請可能です。
生まれてから3ヵ月以内に申請する必要があり、以下の提出物を用意しましょう。
- 出生届書 2部
- 出生証明書の原本提示とコピー 2部
- 上記和訳文 2部
上記にあわせて以下の書類が必要な場合もあります。
- 戸籍謄(抄)本
- 父母のパスポート原本
- 父母のVisaステータス(VEVOなど)
詳しくは手続きする施設の公式ウェブサイトで確認してください。
ちなみに3ヵ月以内に出生届と日本の国籍を留保する意思を表示しない場合、日本国籍は消失します。

手続きは簡単ですので、書類が揃い次第すぐに手続きしてしまいましょう!
メディケアの追加
メディケアの追加は簡単で、自分のMedicareアカウントから追加するもしくは、Centerlink Family paymentを申請する場合はその過程で追加することができます。
どちらも病院退院時にもらえるParent packにはいっている「Newborn Child Declaration form」のアップロードが必要なので用意しておきましょう。
病院にかかるときや、Immunisation Programを受けに行くときに必要になるのでメディケアも早めに追加しておきましょう。 (親がメディケアを持っている場合)
Centerlinkへ補助金の手続き
子供が生まれた後に申請できるCenterlinkへの補助金の手続きには、
- Family Tax Benefit
- Newborn Upfront Payment
- Newborn Supplement
- Parental Leave Pay
などがあります。

それぞれ取得するのに条件があるため、オーストラリア政府のサイトを見て確認してくださいね
私は第一子のときも第二子のときも妊娠前から働いていたため、両方ともParerntal Leave Payを受け取りました。
この4つの中で一番補助額が大きいので、条件があう場合はParental Leave Payを申請するのがおすすめです!
Citizenship(市民登録)の申請
Citizenshipの登録はオーストラリアのパスポートを作るうえでも必要になるため、はやめに登録しておきましょう。
必要な書類は以下の通りです。
- Birth certificate(出生証明書)
- Form1195 Identity declaration(身元証明)
- 証明写真(証人のサインが必要)
- 両親のID(パスポートや運転免許証)、ビザ情報
費用は278.85AUDかかりました。(2024年12月時点)
Evidence of citizenship and certificateから申請可能です。

子供のCitizenshipは両親どちらかのImmiaccountからの申請で大丈夫ですよ♪
受け取りは郵便が楽ですが、直接取りに行くことも可能です。
私たちはオーストラリアのパスポート申請をすぐにしたかったため、受理後Department of Home Affairsのオフィスに直接受け取りにいきました。
急いでいる場合は各地域にオフィスがあると思うので、お近くのオフィスを検索して受け取りにいくのもひとつの手ですよ!
まとめ

出産後は赤ちゃんのお世話や体力の回復で忙しく大変な時期ですが、産後限られた時間にすべき手続きがあるのも事実。

パートナーと助け合いながらひとつずつ手続きをクリアして、赤ちゃんと安心して新生活をおくれますように♪
赤ちゃんの健診も始まって、定期検診やワクチン接種などもしていかなくてはいけません。
おちつくまでもう一息かかりますが、体を大事に過ごしてくださいね。
以上、オーストラリアで出産後にすべき手続きについてでした。