子供の日本のパスポートをオーストラリアで申請!各領事館で手続き可能

手続き・申請・ビザ

日本からオーストラリアに来るにはパスポートが必要ですよね。

そのためオーストラリアに居る時点で日本のパスポートを持っている人が大半ですが、紛失や更新、オーストラリアで出産した後の子供の新規パスポートの取得の参考にみていただけれたらと思います。

パスポート申請は必要書類さえあれば簡単にできるので、事前にしっかり準備しましょう

今回は実際に子供の日本パスポート申請をしたときの体験談を混ぜた申請方法から受理までを紹介します。

日本のパスポート申請はオーストラリアからでもできるの?申請方法は?

結論から言うと「Yes」です。

オーストラリアの各州にある総領事館で申請が可能。

申請には写真や証明書などさまざまな書類が必要になるので、申請前に申請先の総領事館公式HPで必ずチェックして準備していきましょう。

2025年現在、総領事館は予約式になっているため、来館前に必ずオンライン予約をしてください。

予約後、必要書類を持って総領事館で手続きをすれば後日、申請者本人のみ受け取り可能です。

日本のパスポート申請に必要なもの

オーストラリアで日本のパスポートを申請する際に必要なものは以下の通りです。

  • 一般旅券発給申請書 – 1部
  • 6ヶ月以内に撮影した写真 – 1枚(切らずに持参)
  • 現在所持している日本のパスポート
  • ビザの証明書(市民の場合はBirth Certificate)
  • 6ヵ月以内に発行された戸籍謄本(原本) – 1部

※詳細はそれぞれ申請する総領事館の公式HPをみてください。

在シドニー日本国総領事館/在メルボルン日本国総領事館/在ブリスベン日本国総領事館/在パース日本国総領事館/在ケアンズ日本国領事事務所/

一般旅券発給申請書は各ウェブサイトで申請が可能です。

大人は5年用と10年用、18歳未満は5年用までのパスポートが申請できます

領事館でももらえるため、当日記入する場合ははやめに行きましょう。(予約時間より少し前なら入れる場合も)

証明写真は以前(2022年ころ)はたいていの郵便局で撮れましたが、コロナ後少しずつ取扱店舗が減ったそうでおすすめはカメラ屋で撮ること。

だいたいのカメラ屋で撮影可能ですが、一応行く前にウェブサイトで確認していくと二度手間にならずに済みます。

場所によっては予約できたりもしますよ

ちなみに私はシティにある「Ted’s Cameras Brisbane CBD」というカメラ屋で24ドルほどで撮ってもらいました。

オーストラリアパスポートと同じサイズのものを提出しましたが、特に問題ありませんでした。

ただ総領事館の受付の方に、微妙にサイズが違うためパスポートを作る過程でエラーが出た場合は写真の撮り直しをお願いするかもと言われたので運が悪いと引っかかる可能性もあります。

急ぎの場合はちゃんと日本のパスポートサイズで撮ってもらった方がいいかも?

現在所持している日本のパスポートは、パスポート更新する人のみ!

新規や紛失の場合はそもそもないので必要ありません。

ビザの証明書では、ビザの証明書(Visa Grant Numberがわかるもの)、市民権保持者はオーストラリアのパスポート、ない場合はBirth Certificate(出征証明書)を持参してください。

戸籍謄本は6か月以内に取得した原本が必要です。

領事館での取り寄せは不可なので、日本にいる家族に送ってもらうか戸籍謄本のある市役所に問い合わせて海外発送してもらいましょう。

パスポート受け取りはどのくらい?

2025年1月時点では、申請してから5日営業日(一週間ほど)で受け取りが可能になるという超高速でしたが、2025年3月の終わりごろ(3/24あたり?)からパスポートの仕様が変わるためオーストラリアや韓国と同じく受け取りに1ヵ月ほどかかるそうです。

今まですべてのページが紙でできていたのに対し、証明ページ(顔写真などがのっているページ)がプラスチック製にかわるようです!

それに伴い申請料金も変わるかもしれないので、更新や新規取得を考えている場合ははやめの取得をおすすめします

ちなみにパスポート申請は代理申請が可能だったのに対し、パスポート受け取りは代理が認められず必ず本人の出頭が必要になるため、申請者が未成年の場合も保護者とともに出向いてください。

受け取り料金は65ドルなので、受取日に必ず現金で持っていきましょう。

何度かいろいろな申請をしたことがある人は知っているかもしれませんが、総領事館は現金のみでカード支払いは受けつけていません。

まとめ

オーストラリアで日本のパスポートを申請するのは意外と簡単です。

ただ気をつけたいのが戸籍謄本が日本から取り寄せになること。

パスポートを申請したいと思っている場合は事前に取り寄せが必要なことと、赤ちゃんのパスポートを申請する場合は出生届をだしてから戸籍謄本に反映されるまでの時間も逆算して行動しないとパスポートが欲しい時に取得できないので注意が必要です。

私は母親に家族の戸籍謄本をもらってきてもらって、オーストラリアに郵送してもらい実際に手元に届くまでに3週間ほどかかりました。

速達ならもう少し早く届くかもしれませんが、余裕をもってもらえるように手続きを済ませておきましょう。

子供の申請も本人の申請とほとんど同じなので、特に心配する必要はありませんが親が代筆のサインをしたり、パスポート受け取り時に子供本人も行かなくてはいけないのでその点だけ注意してください。

以上、オーストラリアでのパスポート申請方法でした。

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